【看護部 Interview】原田舞 Mai Harada

Q1 前職ではどんなお仕事をされていましたか?

看護学校を卒業してから、急性期病院の消化器外科を主科とする混合病棟で看護業務を行っていました。その後、訪問看護ステーションで勤めていました。その際に、緩和ケアについて学びたいと感じ緩和ケア病棟に職場を移しました。緩和ケア病棟では患者さんが最期の時を少しでも穏やかにその人らしく過ごせるように努め看護をさせてもらっていました。

Q2 訪問診療の看護師になろうと思ったきっかけを教えてください。

訪問看護をさせてもらっていた際に、病院とは違い患者さんが大切にされている人や場所の中で穏やかに過ごせるサポートが行える在宅医療・看護にとても魅力を感じていました。訪問診療の看護師になろうと思ったきっかけは、訪問看護や緩和ケア病棟で学ばせてもらったことを活かして、ご自宅で患者さんやご家族がより良い時間を過ごすことの支援をしていきたいと思ったからです。

Q3 仕事の中で嬉しかったエピソードを教えてください。

お看取りとなられた患者さんのご家族から、「自宅で看取ることができ本当に良かったです。一緒に過ごす時間をたくさんもつことができて良かったです。」というお言葉を頂くことがありました。ご家族が患者さんとの大切な時間を穏やかに過ごすための支援に携われたと感じ嬉しかったです。

Q4 大変だったエピソードを教えてください。

入職して1ヶ月程ですが、まだまだ慣れないことも多く訪問診療について日々勉強させてもらっています。

Q5 訪問診療の看護師という職業の印象を教えてください。

入職前は医師の診療が円滑にいくようサポートを行うというイメージがありました。

実際にあかり在宅クリニックで働いてみると、診療のサポート以外にも患者さんやご家族が安心して療養生活を送って頂けるよう不安や悩みを共有し、時には看護師の視点でアドバイスさせて頂き心理的なサポートを行うことも看護師の大切な役割だと感じています。

Q6 看護師として大切にしていることは?

患者さんやご家族が安心できるような関わりを大切にしています。

Q7 あかり在宅クリニックの良いところを教えてください。

患者さんのためにと考えることができる、あたたかい気持ちのスタッフの方々がいることがあかり在宅クリニックの良さだと思います。CADDポンプを使用したオピオイドの開始も迅速な対応で、患者さんの苦痛を最小限にしており在宅でここまでスピーディーなことに驚きました。一緒に働かせてもらい学ばせてもらうことが多い職場です。

Q8 訪問診療の看護師を目指している方へアドバイスをお願いします。

クリニックを実際に見て雰囲気を感じることも大切かと思います。私も入職前に実際にあかり在宅クリニックで見学させてもらい、「患者さんのために」「地域をよくしていきたい」という思いに惹かれて入職を決めました。