【看護部】訪問診療・同行看護師の役割

初めまして、看護師の大石です。静岡で3年ほど訪問診療の看護師として働いておりましたが、昨年2022年5月の上京をきっかけに、あかり在宅クリニックに勤務しております。


今回はあかり在宅クリニック看護部として、訪問診療の看護師の役割と当クリニックの1日流れについて紹介させていただきます。

まず、訪問診療の看護師、同行看護師・在宅診療の看護師など様々な呼び方がありますが、当院では同行看護師として呼ばせていただきます。

同行看護師の役割は大きく4つに分けられます。


1⃣診療がスムーズに運べるように医師の補助。

訪問診療中の医師の補助

病院の看護師と同様な看護師が行える医療的な処置や、医師の処置の介助を行います。また、日程の調整や医師の問診のカルテ入力も行っています。


2⃣地域の他事業所と医師とのつなぎ役。

地域の事業所・医師とのつなぎ役

訪問看護師や、ケアマネジャー、病院と連携する際の医療的な情報共有は基本的に看護師が行っています。



3⃣患者様・家族様と医師とのつなぎ役

患者様・家族様と医師のつなぎ役

診療時に直接医師とお話する機会はもちろんあるのですが、直接聞きにくいことは看護師を経由で聞かれる方もいらっしゃいます。また電話での医療的な相談は基本的に看護師が対応します。必要時医師に指示を仰ぎながら対応しています。


4⃣患者様・家族様のつらい気持ちのサポート

患者様・家族様のつらい気持ちのサポート

当院では2023年1月現在、延べ624名の患者様を診察してきました。

病気を持ちながら家で過ごしている方のつらいという気持ちを少しでも緩和できるように、診療の際の声かけや、電話応対のしかたなど、日々考えながら行っております。また当院に

もおり、より専門的な介入の方法をクリニックの看護師全員が行えるようにしております。