【事務部】訪問診療ってどういう診療?往診とどう違うの?
こんにちは。事務部の井上です。
季節外れの暑さを感じるこの頃に、去年の酷暑の思い出がチラリホラリ脳裏を過ぎります。
暑さに不安のある方は、前回のブログ「熱中症対策」もご一読下さい。
今回の内容は
「訪問診療って、どういう診療? 往診とどう違うの?」
当院でも、患者様のご自宅、お住いの施設など生活の場にお伺いさせていただいています。
また、当院のホームページ内、【在宅診療とは】でもご案内していますが、改めて振り返りたいと思います。
■訪問診療を受けられる方
基本的には、例えば「自宅や施設で療養中の患者で、病気などの理由で通院が困難な方」が対象になります。
主に以下のような状況の方が利用できます。
・足が不自由で病院への通院が困難な方
・寝たきりで動けない方
・末期ガンなどで緩和ケアをおこなっている方
・人工呼吸器などの医療管理が必要な方
・最後までご自宅で過ごしたい方
などなど・・・。
当院のホームページ、【対応可能な疾患・処置】ページも併せてご覧ください。
そして、住み慣れた自宅等に医師が訪問し、診療を受けることができる在宅医療ですが、訪問の仕方には
「訪問診療」と「往診」があります。
どちらも医師が自宅へ訪問してくれるというところは同じです。
では、両者の違いを簡単に説明させていただきます。
■「訪問診療」とは
訪問診療は、事前に患者様から同意書をいただき、定期的かつ計画的に医師が患者様の自宅を訪問して診療をおこなうことです。
1週間ないし2週間に1回(場合によっては1か月に1回など)の割合で訪問し、診療、治療、薬の処方、療養上の相談、指導等を行います。
■「往診」とは
いつ起こるか分からない急変等の突発的事態に、ご本人ご家族等の要請に基づき訪問して診療をおこないます。
急に具合が悪くなった時、救急車を呼ぶほどでもない場合や判断に迷う時などに、普段からお世話になっているホームドクターに相談して診察に来てもらう診療で、基本的には困ったときの臨時の診察です。
尚、往診は、その医療機関や担当する医師の診察スケジュールや休日により、御希望に副えない事もあります。
最近は、往診に特化した診察をおこなう診療サービスもあるようです。
当院は定期的に訪問している患者様に対して、365日24時間 緊急往診対応させて頂いておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
大まかですが要点をお話ししました。如何でしたでしょうか。
訪問診療を少しでもお考えの方は、ぜひお問合せ下さいませ。