【看護部】口腔内乾燥対策!!~口腔ケア用ジェル(保湿剤)体験~

こんにちは。看護師の田原です。

肌寒くなり、冬の訪れを感じる今日この頃。先日、看護部で口腔ケア用ジェル(以下:「保湿

ジェル」という)のお試し会を行いました!!

飲み込みに障害のある患者さんや、終末期の患者さんは十分な水分を摂ることが出来ない事も多く、口腔粘膜が乾燥しやすくなっています。

また患者さんによっては、薬の副作用・治療により唾液分泌が少なくなり更に乾燥しやすくなります。口腔内が乾燥すると、口の中のネバネバ感により不快な状態となり、場合によっては生活に支障をきたすこともあります。

そんな不快な症状を少しでも軽減させるための対症療法の一つとして、保湿ジェルの使用が挙げられます。

保湿ジェルは、歯磨き・口腔内保湿が1つでできる便利なアイテムです。歯磨き粉はフッ素、発泡剤、清掃剤(研磨剤)が入っているので、虫歯予防をするのに対し、保湿ジェルは余分な発泡剤がほとんど入っておらず、清掃剤も無配合にすることでフッ素をなるべく長く口腔内に残すような設計になっています。

当院で関わらせていただいている患者さんの中にも、口腔内乾燥を訴える方がいます。そこで保湿ジェルをお勧めすることがありますが、お勧めする私達が使用感を体験することが大切!と思い、今回お試し会を開催することとなりました。

  

その味や性状は様々で、当院の看護師に好評だったのはコーヒー味、レモン味、定番のミント味でした。お試し会を元に何種類か保湿ジェルと、口腔内乾燥対策や飲みたいという思いを少しでも叶えられるよう、口腔内に水分を吹きかけるスプレーボトルを準備しましたので今後、口腔内乾燥でお悩みの患者さんがいらっしゃいましたら、当院までご連絡下さい!