【看護部】H・W-interview

約13年ほど病棟で働き、終末期の患者様と関わる中で在宅での看護に興味を持ちました。病院退職後、約5年間訪問看護師として働いていました。

ICUでの経験を経て、子育てが落ち着いてからは訪問診療で働いていました。

訪問看護師としてあかり在宅クリニックと連携することが多く、患者様の苦痛軽減に迅速に対応していることを身近で感じ心強く思っていました。訪問看護を退職後、ありがたいことにお声をかけていただき、あかり在宅クリニックスタッフの一員となりました。

超急性期の患者様の対応している中で何度も救急搬送されてくる方が一定数いました。そこで、自宅に戻ってからの生活はどうなのか、どうして何度も状態が悪化してしまうのか、自宅いるときに何かできることはないのか等が気になったのがきっかけです。

当院スタッフが緊急訪問した患者様のご家族から「来てもらえて本当に心強かった」とのお言葉を聞けたことでした。当院が患者様、ご家族の在宅生活を支える役割を担っていると改めて実感できた瞬間でした。

生活環境が全く整っておらず、この状況で療養生活をしていけるのだろうか…といった患者様が、他職種で連携することで環境が整い、自宅で最後まで過ごせるようになることはとてもうれしく、やりがいがあるなと思います。

まずは訪問診療の業務を覚えることが大変でした。訪問診療の裏側では、患者様だけではなく訪問看護の方が物品等で困らないよう細やかな業務があることに驚きました。また、他事業所と関わることも多く、役割の違いからくる連携の難しさも感じました。

患者様やその家族のご意向に沿いたくても、状況的に、環境的に、制度的にそれが難しい時の調整は難しさとやるせなさを感じます。何とか納得がいく”落としどころ”を見つけるまでに患者様を含めた他職種でアイデアを出し合うことは、困難感もありますが訪問診療の醍醐味かもしれません。

訪問看護師とは違い、患者様と関わる時間が少ない印象でしたが、少ない時間の中でも少しでも安心感を持ってもらえる関わりができるのではないかと感じています。今は業務を覚えることで一杯な部分もありますが、患者様、ご家族が安心できる関わりを学んで、地域に貢献していきたいと思っています。

医療的な面だけでなく、生活面のアセスメントも重要になるのが訪問診療の看護師かなと思います。

笑顔を忘れずに安心できる関わりを意識しています。

自分の家族を預けるとなったときに、どういう風に対応してくれたらうれしいか、何をしてくれたら助かるかを考えながら日々の業務に取り組んでいます。

忙しいときでもお互いに声を掛け合い、フォローし合うところ、患者さんファーストを大切にしているところだと思います。

患者様のことを第一に考え、行動するスタッフがたくさんいることがあかり在宅の良い所だと思います。問題への対応スピードが速さにも驚いています。

私自身訪問看護師から訪問診療へ転職し、うまくいかなくて悩む事もありますが、職種を超えてフォローしてくれたり、温かな声かけをしてくれる働きやすい職場です! 是非あかり在宅クリニックの雰囲気を感じに見学にいらしてください。

患者様のためにという思いと、住み慣れた場所での療養生活を支えたいという思いがあれば、訪問診療の世界に飛び込めると思います!

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