【地域連携室】相談員業務を行っていて嬉しかった事
こんにちは、地域連携室・相談員の宮田です。
先に院長よりブログでの報告がありましたが、2024年10月から法人化致しました。
また相談員部門も「地域連携室」と名称が変わりました為、改めてご周知させて頂きます、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
さて、皆様が仕事を続けるなかで、何かモチベーションになっているものはありますか?
「嬉しい事」「楽しい事」「やりがい」「収入」などモチベーションの要になっているものは人それぞれかと思います。
あかり在宅クリニックもお陰様で4年目となりましたが、私の場合は「嬉しい事」がやはりモチベーションをあげる一つの要因となっていると感じています。
そこで今回は相談員業務を行っていて「嬉しかった事」を2つあげてみたいと思います。
【連携がスムーズに出来た事】
相談員は直接的ではなく、間接的な援助であり、相談援助能力や対応力、調整力が求められる仕事だと私は考えています。また、その土台となるのは日々のご本人やご家族、地域の事業所の皆様との関係性だと思っています。
「体調が悪く、今日・明日には入院したい」「急ぎサービス調整が必要」という場合など、特に急を要する調整にあたっては、普段から当院と関わりや連携する事が多い事業所へ依頼する事も多く、「相手方を良く知っている」「当院の事を理解して頂いている」からこその信頼もあり、またその為、情報連携もスムーズに行える為、結果、患者様に取って良い方向に調整が出来た際は嬉しいと感じます(調整が出来て良かったと安心に近い感情も大きいです)。
普段からの連絡対応や定期的に開かれる地域の研修への参加、各事業所へのご挨拶も含めて繋がりを作らせて頂いており、多職種連携がスムーズに出来る事が、業務を行う上で嬉しさや励みになっています。
地域の事業所の皆様、本当にいつもありがとうございます。
【顔の見えない関係の中でも、感謝の声を掛けられた事】
相談員業務のうち、連絡調整は主に電話やSNS等で、ご本人・ご家族・地域事業所の方とやり取りをさせて頂く事が多く、その為、必然的に声だけのやり取り、文字だけのやり取りが多くなります。
あかり在宅クリニックの地域連携室に所属する相談員は、顔が見えない状況であるからこそ、相手に誤解を与えない様に留意する必要があり、言葉遣いは勿論の事、声色や話すスピードなどに気を付けながら一つ一つ丁寧な対応を心がけています。
ここでは、その留意していた事が実を結んだ、嬉しいエピソードを一つ紹介させて頂きます。
先日、普段は電話での対応を主にさせて頂いていた患者様のご家族が、当院へ来院されました。患者様自身は既に入院されていらっしゃり、診察費用のお支払いで、ご家族が来院された形で、お会いするのは初めてでした。
私が対応させて頂いたのですが、その際に「あ、この声、この声」「いつもこの声に本当に癒されていたんです」「結構大変な時に電話する事が多かったのですが、落ち着いて丁寧に話を聞いて下さるので、いつも安心していろいろとお話をする事ができました」「本当にありがとうございました。」とお言葉を頂きました。
人によっては電話という行為はハードルが高い方も多いと思います。そのような中、電話して下さった相手に対して、電話対応等で相手が見えないからこそ、普段から気を付けて対応していた事が、相手に伝わっていた事がとても嬉しく思いました。
如何でしたでしょうか。
業種が違えば、業務の上で感じる「嬉しさ」にも違いはあると思いますが、今回は相談員業務を行う中で私が感じる事が出来た「嬉しかった事」をあげさせて頂きました。
これからも一つ一つ丁寧に、凡事徹底し、繋がりを継続させて頂きながら、地域の皆様の「灯り」となる事が出来るように業務に励んで参りますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。