【看護部】訪問診療・同行看護師の役割-Vol.2

どうもこんにちは!あかり在宅クリニック看護師の浅川です。

今回改めて訪問診療の看護師って何をやっているの?どんな仕事なの?といったところをご紹介させていただければと思います。

以前このブログ内でも別の看護師がご紹介させていただいたことがあります。

2023/2/1にアップされています。【看護部】訪問診療・同行看護師の役割 前回の内容に補足してお話ししていこうと思います。

看護師の働く場所は病院、クリニックでの外来だけではなく、施設や保育園、訪問看護ステーション、訪問診療の看護師、教育機関、保健所と様々あります。

その中で私達、訪問診療の看護師は職場によって随行看護師と呼ばれたり同行看護師と言われたりします。現在では診療看護師といった資格もあります。

実際何やるの?という質問も多く聞かれます。以前にアップしたブログでは大きく4つに分けてお話しさせていただきました。

①診療がスムーズに行えるように医師のサポート

当院では先生と患者家族が集中して会話が出来るように看護師がカルテに会話内容を記入しています。体調にあった生活の仕方の相談や生活環境の相談の場を作ることも少しでも不安が取り除ければと考えています。

②地域の関連職種の方々とのパイプ役

病院から自宅に帰るにあたり退院前カンファレンスという病院スタッフと患者家族と在宅サービス関連職種との話し合いに参加したりします。

他に診療後に訪問看護師やケアマネージャーに情報共有で連絡したりもします。

③患者様・家族様と医師のパイプ役

患者家族と話す時間はもちろんとっていますがどうしても言いにくいこともあるかと思います。その時に看護師に相談される方もいます。もちろん医師へも報告はしますが、看護師で必要なアドバイスをすることもあります。関連職種への共有もしその人の望む生活を送れるようにサポートします。

当院の看護師は大学病院や一般病院で経験のある看護師や介護経験を経て看護師になったスタッフ、訪問看護経験者、外来経験者、ICU経験者と様々です。

その場でお答えが難しくても、クリニックに戻り相談して、様々な視点でみてアドバイスができるのではないかと思います。

④患者様・家族様のサポート

院内に看護師を配置し、電話相談も対応できるようにしています。診察時に聞けなかったことも電話でお答えすることもあります。他に患者さんに使う物品管理・発注や機材等の点検なども行っています。

訪問看護と診療につく看護師って何が違うの?

・訪問看護師は病棟看護師のように医師の指示に基づき点滴したり、身体介助したりします。

・診療の看護師は外来の看護師のように診察の際に必要な医療行為を行います。

訪問診療はご自宅が診察室になります。

慣れ親しんだ環境で落ち着いて診察出来ることが強みです。病院や診察室とは違った表情が見えて、その人その人の生活を踏まえた診察ができます。

私達あかり在宅クリニックの看護師はその人を中心としたチームとしてサポートして行ければと思っています。

これからも地域の方々の協力のもと多くの方と接することが増えます。

当院の理念でもある、【あなたと地域の未来に“あかり”をともせる存在であり続ける】あかりがあってよかったと思っていただけるようこれからも様々な発信・取り組みが出来ればと思います。