【看護部】在宅医療と病院診療の違いとは・・・?

こんにちは!看護師の田原です☆

あかり在宅クリニックに入職しまもなく4か月が経過します。

少しずつ慣れてきましたが、未だに在宅医療と病院診療の違いに戸惑うことも多く指導をもらいながら、日々訪問診療で働く看護師として学びを深めています。

そこで今回は、在宅医療と病院診療の違いについて少しお話し出来ればと思います。

💡そもそも在宅医療と病院診療の違いとは・・・? 💡

今後、益々少子高齢社会へと移行していき「ときどき入院、ほぼ在宅」の時代がやってくると言われています。

病気や加齢による身体の衰えなどによって、医療機関への通院が困難となった場合に、自宅や高齢者向けの施設などの「生活の場所」に医師をはじめ、歯科医師、訪問看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、ケアマネジャー、ホームヘルパーなど多くの方々が連携して定期的に訪問し、チームとなって患者さんの治療やケアを24時間対応で行っていく医療活動のことを「在宅医療」と言います。医療行為が必要な方が、住み慣れた環境で過ごしていくために必要な医療活動となります。

        

   

病院診療は、病気に対しての治療が優先されますが、在宅医療では生活の質が重視されます。その人が自分らしく生きられるように、医療面から支え、生活の質を重視しながら、病気の悪化や予防を行っていくのです。

病院では、医療従事者がメインで働いている場所ですが、在宅医療では患者さんや家族が主役で私達はサポートにまわる意識で関わっています。

また、在宅医療では、生活状況やご家庭の状況に応じた対応が必要になります。病院は、治療のために患者さんに制限をお願いすること(行動や食事の制限等)が多々ありますが、在宅医療では治療重視ではなく患者さんの生活を重視しながら臨機応変に対応していく柔軟性が必要となることを日々実感しています。

「治す医療」と「支える医療」の違いに戸惑う事もありますが、双方を経験しているからこそ、出来ることもあると思うため、患者さん・ご家族が住み慣れた自宅で自分らしく生きられるよう支援できる看護師を目指して日々奮闘中です!!

まだまだ学ぶことの多い日々ですが、トマピーと共に私も成長中!!(^^)/