【看護部】転倒予防ができる環境づくり

もうすぐ5月。暖かくなり過ごしやすくなりましたね。

お家にいるのも良いし、外で散歩もするのも良い季節。

本日は自宅での生活が心配、転倒はしたくないけれど家で生活をしていたい

どんな環境づくりをすればいいのかな。

そんな不安を抱えているかたへ『転倒予防ができる環境づくり』をご紹介したいと思います。


その① 床に物を散乱させない

頻繁に行き来する場所に床に物があることでそれに躓いて転んでしまうことがあるので、物を置かないようにしましょう。雑誌や新聞紙は滑りやすいです。

コード類は壁側に寄せるようにしましょう。


その② コード類は束ねよう

コード類を束ねるものを100円均一などで購入することができます。


その③ 段差に気をつけよう

家の中には段差がありますよね。階段には目印となるテープを貼ったり、階段に貼り付ける用の滑り止めマットを敷いたり何かの拍子でバランスを崩してしまったときのために手すりがあると安心ですね。


その④ 履き物は滑りにくいものを選ぼう

踵のないもので階段を上り下りすると脱げてしまい転倒する可能性があります。

転倒防止用のルームシューズや滑り止めがついた靴下もあります。


その⑤ 浴室は滑り止めマットを敷きましょう

浴室は濡れていて滑りやすいため滑り止めマットや手すりを取り付けると安心ですね。

身体に合ったシャワーチェアを選びましょう。背もたれがあるものやないものもあります。

●介護保険を申請していると以下の福祉用具をレンタルまたは購入ができる場合があります。

※住まいの市や区によって異なる場合があります


★車椅子           

★ベッド(モーター・手すりつき)

 

★取付型の手すり(工事が必要です)            

★玄関に設置する手すり

★立ち上がり補助手すり        

★天井と床に取り付ける立ち上がり用の手すり

            

天井と床に取り付ける立ち上がり用の手すりを置く前は転倒を13回程繰り返されていたそうですが、これを置いてからは転倒が0回になったそうです✨


この福祉用具をとりつけたいけど、どうしたらいいか、経済的にも不安な場合

介護保険が適用されるものもありますので、まずはケアマネジャーにご相談をしてみてください。

※掲載している福祉用具の写真はあかり在宅クリニックの患者様に御協力頂き掲載しております。