【事務部】医療DX-訪問看護ステーション・ケアマネジャーの皆様との情報共有について
こんにちは。事務部の畑です。
医療DXはご存じでしょうか。保健・医療・介護の各段階(疾病の発症予防、受診、診察・治療・薬剤処方、診断書等の作成、診療報酬の請求、医療介護の連携によるケア、地域医療連携、研究開発など)において発生する情報やデータを、全体最適された基盤(クラウドなど)を通して、保健・医療や介護関係者の業務やシステム、データ保存の外部化・共通化・標準化を図り、国民自身の予防を促進し、より良質な医療やケアを受けられるように、社会や生活の形を変えることです。(厚生労働省・医療DXページより抜粋)
具体的には、①2024年の保険証の廃止に伴うオンライン資格確認の導入 ②2025年度 運用開始予定の電子カルテ情報共有サービスの活用 ③医療用ビッグデータの活用・分析などが挙げられます。(iBowサイトより抜粋)
2024年の診療報酬改定で、「訪問看護医療DX情報活用加算」が新設されており、今後ますます医療・介護業界では紙ベースからデジタルでの情報共有が進むと考えられています。
当院では、以前より患者様の情報共有について、素早い対応を目指しており、患者様の個人情報に配慮したSNS、メール等のICT活用に取り組んでおります。
例えば、訪問看護ステーション様より、以下のようなご要望があります。
日々ご訪問の際の情報共有
☺「創部の画像を送りたい」
☺「次の診察までに医師へ状態報告をしておきたい」
☺「診療時に物品の補充、処方をしてほしい」etc..
また居宅介護支援事業所のケアマネジャー様より、ケアプランへの照会等、主治医への意見のご要望を頂くことがございます。
当院ではメール・SNSを通じて、情報共有を行っています
当院へ訪問看護ステーション様各ご担当者様、ケアマネジャー様より当院または緊急連絡先の携帯へご連絡を頂くことに加え、創部の画像データなどを当院代表メール、SNSを通じてご報告頂くことで、より素早い対応を目指しております。
その際は患者様のお名前は伏字、イニシャル等の対応、もしくはパスワード設定にてデータ送付をお願いし、個人情報に配慮した情報共有を目指しております。
江戸川区内で使用されている医療・介護関係者のSNSツール
当院では、江戸川区内の医療、介護関係者の皆様が使用しているSNSでの情報共有を行っております。
・MCS
当院の代表メールでの情報提供
当院サイトのホームページ上部に記載しておりますメールアドレスをクリック頂くと、送信者の方のメールフォームが開きます。
当院でも在宅医療情報連携加算算定の為、院内で準備を進めております。
今後も患者様の為に、スムーズな連携を行うことが出来る様、体制を整えており、随時関係者の皆様へは情報共有して参ります。