【看護師コラム】子供に命の話ってどうしてます?

皆様こんにちは

あかり在宅クリニック

看護師の関口です

皆様のご自宅に伺い、暖かく迎え入れて下さる事に日々感謝をしております。

今回は少しだけ、真面目な話をしたいと思います。

突然ですが、私の家族を紹介します。

ヤモリのセバスチャンです。

爬虫類が苦手な方も多いかと思いますが…最後まで読んでいただけたらと思います.

出会いは夏…お友達が保護した事をきっかけに我が家にくることになりました。                  毎日お世話をしていると、息子が「セバスチャンのお腹にたまごがいる。」と話ました。               「これから産まれてくる新しい命だね。」とワクワクしていました。

ある日、たまごが出ている事に気づき息子とずっとたまごを眺めていました。                     数日が経ち、たまごが凹んでいる事に気づき、息子は「死んじゃった…」と涙を拭っていました。                   息子は「たまごが死んじゃうってあるの?ゲームみたいに生き返らないの?」と真剣に聞いてきました。

生き物が死ぬという理解はあるのだなと思いましたが、ゲームのように生き返るという言葉に驚きました。   私は「命が生き返るという事はゲームの世界だけの話だよ。」と伝え、命ある生物は皆終わりがある事を伝え ました。                                                                                                     また話の流れで「いつかママもみんなとお別れをする時がくるし、生き返る事もないよ〜。だから、その時は     ずっとお家でママの手を繋いでいて欲しいなぁ寂しがり屋だからさぁ。」と伝え、息子はのんきに「俺頬擦り      するよ!俺のぬいぐるみ布団に入れるから寂しくないでしょ!」なんて話していました。             

それからは、いつも以上にお世話をマメにして、声をかけて大切に育てています。                       

子供にこのような命の生きる,死ぬの話をするなんて…と思われてしまうかもしれませんが、子供が子供なりに     命に興味を示している時だ!と思い私が死ぬ時の話も一緒にさせてもらいました。                       

正直、どこまで何を理解してるかはわかりません…                                       

ただ、こんなタイミングでなければ、中々話せない内容だからこそ日常の中でふわっと話題にして、大人になっ ても、ふわっと親の最期に向き合ってもらえたらなと感じました…                                

皆様は子供に命の話ってどうしてます?

このようなタイミングをくれたセバスチャン、ありがとう^_^