院長挨拶
はじめまして、院長の十九浦(つくうら)と申します。
当院は主に訪問診療を行います。お一人では通院が困難な患者さんのお宅に訪問し、診察させていただきます。定期的に訪問し健康管理を行いつつ、状態が変化した時や緊急時には24時間・365日、当院へ相談できる体制を整えており、状態に応じて臨時で往診に伺い、必要であれば入院先の手配などを行います。
私の専門は主に内科・呼吸器内科・緩和医療ですが、一般的な内科疾患や認知症、寝たきりや泌尿器疾患など幅広く対応いたします。また、面野医院とも連携し、多くの患者さんに対応できるよう努力して参ります。
私は家族で江戸川区に引っ越してきて3年以上がたち、今まで地域の方々に大変お世話になりました。これから、医療を通じてこの地域の方々へ少しでも恩返しができればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
あかり在宅クリニック
院長 十九浦 宏明
経歴
- 2004年
- 愛知医科大学医学部医学科卒業
一宮市立市民病院(初期研修) - 2006年
- 一宮市立市民病院 呼吸器内科(医員)
- 2010年
- 公立陶生病院 呼吸器・アレルギー内科(医員)
- 2012年
- 名古屋大学医学部付属病院 呼吸器内科/化学療法部(医員)/緩和ケアチーム担当医師
- 2016年
- 名古屋大学大学院医学系研究科博士課程修了
聖隷三方原病院 (ホスピス科医長) - 2018年
- 東京さくら病院/タムス浦安病院(緩和ケア病棟医)
- 2020年
- つばさ在宅クリニック西船橋
- 2021年
- あかり在宅クリニック院長
資格等
- 日本内科学会認定総合内科専門医
- 日本呼吸器学会認定呼吸器専門医
- 日本緩和医療学会指導医/専門医
- 日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医
- 日本医師会認定産業医
- 認知症サポート医
- 日本緩和医療学会 「進行性疾患患者の呼吸困難の緩和に関する診療ガイドライン2023年版」 呼吸器症状ガイドライン改訂WPG員
- 医学博士 学位取得 (名古屋大学)
業績
欧文原著はこちら
- Efficacy of Prophylactic Treatment for Oxycodone-Induced Nausea and Vomiting Among Patients with Cancer Pain (POINT): A Randomized, Placebo-Controlled, Double-Blind Trial.
Tsukuura H, Miyazaki M, Morita T, Sugishita M, Kato H, Murasaki Y, Gyawali B, Kubo Y, Ando M, Kondo M, Yamada K, Hasegawa Y, Ando Y. Oncologist. 2018 Mar;23(3):367-374. PMID: 29038236 - Prophylactic Use of Antiemetics for Prevention of Opioid-Induced Nausea and Vomiting: A Questionnaire Survey among Japanese Physicians.
Tsukuura H, Ando Y, Gyawali B, Matsumoto M, Sugishita M, Honda K, Urakawa H, Maeda O, Hasegawa Y. J Palliat Med. 2015 Nov;18(11):977-80.PMID: 26509390 - Opioid use in end-of-life care in patients with interstitial pneumonia associated with respiratory worsening.
Tsukuura H, Nishimura K, Taniguchi H, Kondoh Y, Kimura T, Kataoka K, Watanabe N, Hasegawa Y. J Pain Palliat Care Pharmacother. 2013 Aug;27(3):214-9. PMID: 24004314 - Some questions on the randomized controlled trial of communication skills training for oncologists.
Gyawali B, Tsukuura H, Honda K, Shimokata T, Ando Y. J Clin Oncol. 2015 Jan 10;33(2):222. PMID: 25452450 - Association between experiences of advanced cancer patients at the end of life and depression in their bereaved caregivers.
Hatano Y, Morita T, Mori M, Aoyama M, Yoshida S, Amano K, Terabayashi T, Oya K, Tsukuura H, Hiratsuka Y, Maeda I, Kizawa Y, Tsuneto S, Shima Y, Masukawa K, Miyashita M.Psychooncology. 2022 Jul;31(7):1243-1252. doi: 10.1002/pon.5915. Epub 2022 Mar 9.PMID: 35253947 - Association of the RASS Score with Intensity of Symptoms, Discomfort, and Communication Capacity in Terminally Ill Cancer Patients Receiving Palliative Sedation: Is RASS an Appropriate Outcome Measure?
Imai K, Morita T, Yokomichi N, Mori M, Naito AS, Yamauchi T, Tsukuura H, Uneno Y, Tsuneto S, Inoue S.Palliat Med Rep. 2022 Apr 8;3(1):47-54. doi: 10.1089/pmr.2021.0087. eCollection 2022.PMID: 35558868 - Optimal Paracentesis Volume for Terminally Ill Cancer Patients With Ascites.
Ito T, Yokomichi N, Ishiki H, Kawaguchi T, Masuda K, Tsukuura H, Funaki H, Suzuki K, Oya K, Nakagawa J, Mori M, Yamaguchi T.J Pain Symptom Manage. 2021 Apr 29:S0885-3924(21)00310-9. PMID: 33933616 - Effects of enteral nutrition and parenteral nutrition on survival in patients with advanced cancer cachexia: Analysis of a multicenter prospective cohort study.
Amano K, Maeda I, Ishiki H, Miura T, Hatano Y, Tsukuura H, Taniyama T, Matsumoto Y, Matsuda Y, Kohara H, Morita T, Mori M; East-Asian collaborative cross-cultural Study to Elucidate the Dying process (EASED) Investigators.Clin Nutr. 2021 Mar;40(3):1168-1175. PMID: 32771283 - Predictors of duloxetine response in patients with neuropathic cancer pain: a secondary analysis of a randomized controlled trial-JORTC-PAL08 (DIRECT) study.
Matsuoka H, Iwase S, Miyaji T, Kawaguchi T, Ariyoshi K, Oyamada S, Satomi E, Ishiki H, Hasuo H, Sakuma H, Tokoro A, Matsuda Y, Tahara K, Otani H, Ohtake Y, Tsukuura H, Matsumoto Y, Hasegawa Y, Kataoka Y, Otsuka M, Sakai K, Nakura M, Morita T, Yamaguchi T, Koyama A. Support Care Cancer. 2020 Jun;28(6):2931-2939. PMID: 31761974 - Additive Duloxetine for Cancer-Related Neuropathic Pain Nonresponsive or Intolerant to Opioid-Pregabalin Therapy: A Randomized Controlled Trial (JORTC-PAL08).
Matsuoka H, Iwase S, Miyaji T, Kawaguchi T, Ariyoshi K, Oyamada S, Satomi E, Ishiki H, Hasuo H, Sakuma H, Tokoro A, Shinomiya T, Otani H, Ohtake Y, Tsukuura H, Matsumoto Y, Hasegawa Y, Kataoka Y, Otsuka M, Sakai K, Matsuda Y, Morita T, Koyama A, Yamaguchi T. J Pain Symptom Manage. 2019 Oct;58(4):645-653. PMID: 31254640 - Prophylactic use of antiemetics for prevention of opioid-induced nausea and vomiting: a survey about Italian physicians' practice.
Giusti R, Mazzotta M, Filetti M, Daniele G, Tsukuura H, Ficorella C, Porzio G, Marchetti P, Verna L. Support Care Cancer. 2019 Sep;27(9):3531-3535. PMID: 30684048 - Efficacy of two types of palliative sedation therapy defined using intervention protocols: proportional vs. deep sedation.
Imai K, Morita T, Yokomichi N, Mori M, Naito AS, Tsukuura H, Yamauchi T, Kawaguchi T, Fukuta K, Inoue S.Support Care Cancer. 2018 Jun;26(6):1763-1771. PMID: 29243169 - Should low-income countries invest in breast cancer screening?
Gyawali B, Shimokata T, Honda K, Tsukuura H, Ando Y. Cancer Causes Control. 2016
Nov;27(11):1341-1345. PMID: 27680017 - Opioid-induced constipation.
Gyawali B, Hayashi N, Tsukuura H, Honda K, Shimokata T, Ando Y.Scand J Gastroenterol. 2015;50(11):1331-8. PMID: 26061717 - A retrospective study to identify risk factors for somnolence and dizziness in patients treated with pregabalin.
Kato H, Miyazaki M, Takeuchi M, Tsukuura H, Sugishita M, Noda Y, Yamada K.J Pharm Health Care Sci. 2015 Jul 16;1:22. PMID: 26819733
和文原著はこちら
- チームアセト:アセトアミノフェン
十九浦宏明
メディカ出版 がん疼痛治療のおくすり選手名鑑P108-113 - がん疼痛の薬物治療の副作用と支持療法~細やかに配慮するために~
十九浦 宏明
Yori-souがんナーシング = Yorisou gan nursing : the Japanese journal of oncology nursing 10(5), 497-504, 2020-10 - がん疼痛に対しオキシコドン導入となった患者におけるポリファーマシーの実態調査
岩﨑 愛里,宮崎 雅之,十九浦 宏明,足立 康則,杉下 美保子,安藤 雄一,山田 清文
医療薬学 45 (6), 322-330, 2019 - 落としてはいけないKey Article 20
オキシコンチンの投与開始時にプロクロルペラジンの予防投与は効果がなさそうだ
森田 達也、十九浦 宏明 緩和ケア Vol. 28 No 2 MAR 130-135 2018 - オキシコドン誘発性悪心・嘔吐に対する予防的制吐薬の使用状況とその効果
久米 初枝 , 宮崎 雅之 , 加藤 博史 , 前田 愛 , 十九浦 宏明 , 杉下 美保子 , 足立 康則 , 安藤 雄一 , 山田 清文 日本緩和医療薬学雑誌 9(3), 75-80, 2016-09 - ア・リーグ チーム アセトアミノフェン (メイン特集 気分は名監督! ベストな采配がわかる おくすり選手名鑑 オピオイド29剤+非オピオイド11剤)
十九浦 宏明
プロフェッショナルがんナーシング = Professional gan nursing : the Japanese journal of oncology nursing 6(3), 221-223, 2016-06 - 根治が難しい小児がん患児における化学療法を含めた終末期医療と看取りの場所についての報告
杉下美保子, 十九浦宏明, 足立康則, 土居崎小夜子, 高橋義行, 百田洋之, 若林俊彦, 小島勢二, 安藤雄一. 小児科臨床 69(1), 122-128, 2016-01 - 慢性呼吸器疾患の終末期医療:─疾患による対応の違い─間質性肺炎を中心に─
片岡 健介 , 谷口 博之 , 近藤 康博 , 木村 智樹 , 十九浦 宏明 , 渡辺 尚宏
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 21(2), 106-109, 2011 - 症例 頭皮原発血管肉腫による続発性気胸4例の検討
十九浦 宏明 , 伊藤 隼 , 高木 達也 [他] 皮膚科の臨床 56(1), 120-124, 2014-01 - 肺葉内肺分画症の1例
十九浦宏明, 伊藤貴康,川口祐貴, 伊藤隼, 高木達矢, 福島曜, 森亙希, 本多豊大, 松本政実, 宇佐美範恭
呼吸 29(12): 1206-1207 2010 - 低酸素血症があり呼吸困難を有する進行性疾患患者に対する高流量鼻カニュラ酸素療法の有効性:システマティックレビュー
合屋 将, 中野 泰, 十九浦 宏明, 高木 雄亮, 渡邊 紘章, 松田 能宣, 角甲 純, 笠原 庸子, 小原 弘之, 森 雅紀, 中山 健夫, 山口 崇
Palliative Care Research 18(4):p261-269 , 2023
学会賞はこちら
- 第22回 日本緩和医療学会学術大会 学術大会賞受賞
(2017年6月23日)
医師 浅野 涼
はじめまして、浅野涼と申します。
元々は内科医として病院に勤務しておりましたが、通院の困難な患者さまであっても住み慣れた自宅で生活を続けていく支えになれることに魅力を感じ、2年前より在宅の世界に飛び込みました。
病院では急性期の疾患を治すためにどのように取り組んでいくか、という医療解決のための視点を持っていましたが、在宅診療に関わり、患者さまらしい生活を支援するためにどういったバックアップができるのかを、多職種で連携して取り組んでいく重要性に気付きました。
これまで別の在宅診療所で勤務していた経験を生かし、地域に密着した地域医療に貢献できるように頑張って参りたいと思います。
経歴
- 2016年
- 東京大学医学部医学科卒業
- 2017年
- 藤枝市立総合病院初期研修
- 2019年
- 東京逓信病院呼吸器内科専攻医
- 2020年
- しろひげ在宅診療所
- 2022年
- くじら在宅クリニック
資格等
- がん緩和ケア研修修了医
- JMECC修了医
- ICLS修了医
- 認知症サポート医
所属医療学会
- 日本緩和医療学会
医師 上原 優子
はじめまして。上原優子と申します。
学生の頃、地元・浦安市で訪問診療の先生の在宅医療の現場に同行させていただき、患者さんが、のぞんだ場所で穏やかに、大切な時間を過ごす様子に感銘を受け、私もこの地域の医療を支える一員になりたいと思い、緩和医療の道を歩んできました。
患者さんが、住み慣れたご自宅で、安心して自分らしく過ごせるよう、お手伝いをしたいと思っています。
何かあればお気軽にお声掛けください。皆様どうぞよろしくお願いいたします。
資格等
- 日本緩和医療学会緩和医療指導医・専門医
- 日本ペインクリニック学会専門医
- 日本麻酔科学会認定指導医
- 日本専門医機構認定麻酔科専門医
- 順天堂大学医学部大学院医学部研究科 緩和医療学研究室 非常勤助教
- 厚生労働省認定麻酔科標榜医
業績
英文原著はこちら
- Uehara Y, Matsumoto Y, Kosugi T, Sone M, Nakamura N, Mizushima A, Miyashita M, Morita T, Yamaguchi T, Satomi E. Availability of and factors related to interventional procedures for refractory pain in patients with cancer: A nationwide survey. BMC Palliat Care, 2022; 21(1): 166.
和文症例報告はこちら
- 上原 優子, 松本 禎久, 三浦 智史, 小林 直子, 五十嵐 隆志, 吉野 名穂子, メサドンの先行オピオイドへの上乗せによって痛みの増強なく安全なオピオイドスイッチングが可能であった難治性がん疼痛の1例. Palliat Care Res 2020; 15(2): 65–69.
和文総説はこちら
- 上原優子, 松本禎久: 麻薬性鎮痛薬. Medicina 55: 378-382, 2018
- 上原優子, 松本禎久, 佐藤哲観: オピオイド鎮痛薬 トラマドール.YORi-SOUがんナーシング. 9 : 286-289, 2019
- 上原優子, 松本禎久, 佐藤哲観: オピオイド鎮痛薬 コデイン.YORi-SOUがんナーシング. 9: 294-296, 2019
和文著書はこちら
- 上原優子, 第二章手技で抑えてみたい 神経ブロック がん治療医が本当に知りたかった緩和ケアのレシピ.メジカルビュー社, 2020, pp172-179.
- 上原優子, 疼痛マネジメント③ オピオイドが効かないとき. 緩和ケアレジデントの鉄則. 医学書院, 2020, pp63-69.
- 上原優子, 松本禎久: 輸液. 緩和ケアレジデントマニュアル. 森田達也・木澤義之監修 西智弘・松本禎久・森雅紀・山口崇編集, 医学書院, 2022年, pp160-164
- 上原優子, 水嶋章郎, 井関雅子: がん性疼痛に対する各種療法. 持続静脈内注射法. がん性疼痛 薬の使い方. 花岡一雄 編集 克誠堂出版, 2022年, pp280-286
- 上原優子, 第10章-7.下肢の麻痺を伴う痛み(仙骨転移による痛み). がんの痛み治療テキスト. 松本禎久, 森雅紀, 田上恵太編集. 南江堂, 2023年, pp336-340
医師 面野 寛
こんにちは。面野医院院長の面野寛です。
面野医院は市川市相之川にあり、1986年に開業してから現在まで長い間地域の皆様に大変お世話になっております。当初は外来診療のみでしたが、更に地域に根付いた医療を行っていきたいと考え、現在、市川市・浦安市を中心に訪問診療を行っています。近年、地域の高齢化が進み、近隣地域から訪問診療の依頼をいただくようになりました。今後も高齢化が進み、より多くの患者さんが通院困難になることが予想されています。患者さんが少しでも住み慣れた地域・環境で穏やかな療養生活が送れるよう、あかり在宅クリニックと面野医院とで連携を図り、地域の皆様に尽力させて頂く所存です。皆様どうぞよろしくお願いいたします。
医療法人御波会 理事
面野寛
経歴
- 2000年
- 東京慈恵医科大学卒業
日本赤十字医療センター研修 - 2002年
- 東京慈恵医科大学泌尿器科医局入局 助教
- 2010年
- 厚木市立病院 泌尿器科診療医長
- 2014年
- 東急病院 泌尿器科診療医長
- 2016年
- 面野医院
資格等
- 医療法人社団御波会 面野医院院長
- 市川市医師会理事
- 市川市介護認定審査委員
- 東京ベイ・浦安市川医療センター 泌尿器科非常勤勤務(2014年~)